フィーリングアクセス
皆様、日々激務お疲れ様です。
株式会社ビルズの金村龍馬です。
今日のタイトルは「ユーザーの店選びメカニズム」についてお話しさせて頂きます。
今日は業績向上を目指すにあたり、非常に重要なポイントについてお話させて頂きます。
まず、ユーザーはパチンコ、スロットを遊技するにあたり、何を考えて店選びを行うのでしょうか。
「新台が沢山ある」
「好きな遊技機がある」
「イベント日だから行く」
それ以外にも沢山ありますよね。例えば年配ユーザーであれば「仲の良いスタッフがいる」なども店選びの基準になっているかもしれません。
上記以外にも理由は沢山あると思いますが、まずは「お客さんが自店に来た理由」を店側が認識することが大事になります。
昔はユーザー数が3,000 万人くらい存在しましたので、そのようなことを考えなくても店舗近隣に住む多数のユーザーが来店してくれました。ただ今は時代が違います。「客の取り合い」の中で、「自店に来店させる明確で強固な理由」を店側が作る事が要求されます。
そこで今日は、「フィーリングアクセス（以下、FA）」という概念について説明させて頂きます。（この概念は私の造語ですのでググっても出てきません）
分かりやすく言うと、例えば、うちの⾧女は幼稚園に行っている時に、「今日は外食に行くよ。どこに行きたい？」と聞くと、必ず「デニーズに行きたい！」と言いました。ですが、毎回そこへ連れて行くと何も食べる前に「早く帰ろう」と言います。
それはなぜか。彼女はデニーズに好きな食べ物があるのではなく、レジの横にある「おもちゃの棚」が目当てだったのです。そこでおもちゃを買ってもらうのが何よりも楽しみだったわけですね（笑）
この場合の彼女の頭の中は「外食→デニーズ」ではなく、「外食→おもちゃの棚→デニーズ」です。この場合、「おもちゃの棚」がFA になります。
次男坊は「ナイキが好き」なのではなく、「クリスティアーノ・ロナウド」が好きなので、ナイキのスパイクを買います。この場合のFA は「クリスティアーノ・ロナウド」になります。
さて、パチンコ店の話に戻りますが、皆様のお店にはFA がいくつあるでしょうか？
60 代の女性客のFA と30 代の男性サラリーマンのFA は異なります。少なくとも私はおもちゃの棚でおもちゃを買うためにデニーズには行きません（笑）
冒頭でお話させて頂いた通り、「新台が沢山ある」という店は「新台がFA」になり得ますが、そうでない店は「ユーザーを惹きつける他のFA」を作らなければなりません。
ポイントは「ユーザーに何を記憶させるか」です。少しばかり薄利で営業を行っても客は増えません。
是非、自店の「強固なFA」を作って頂ければと思います。
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