展示会に行こう！

Ｇ-netでモノ申す（３）

メーカー（販売側）おアナウンス･･･『新機種の展示会しますので、ぜひ見に来て下さいませませ』
パチンコ店（購入側）から発せられる言葉･･･『忙しい（＝面倒臭い）ので、コッチに持ってきてよぉ』
そして、「玉（メダル）の払出しが無い」見本機を、担当者様に持って行って機種説明をする事に（汗）

・・・そこで、一言申す！！

「見に行く」と言う行為も、【遊技機の価値】・・・なんだぜ！

そもそも『新機種情報なんて、ネットで見れる・拾える』時代に、『わざわざ出かける』のは確かに面倒な事だし、そもそも、「その新機種に･･･」わざわざ出掛けて、それなりの時間使って、試打するほどの価値があるのかどうか？･･･すら疑問も感じる今日この頃ですもんねぇ～。
でもね、『ホールに来るお客様は、そのパチンコ店に、わざわざ出掛けて来ている』んですぜ！

そこで･･･一言申す！

ホールさんは「出かけて試打するべき」。そして実際に打ってみて『出かけて来てまでの価値があったかどうか？』を評価すれば良い。
【自分のところに持って来させて見ただけ】の新機種と、わざわざ【自分が出掛けて打ってみた】新機種と、『どっちがお客様目線なのか？』と聞かれりゃ、おのずとその本質と重要性が分かるでしょ。
でも、やっぱり面倒だから･･･結局のところ、『わざわざ出掛けない』でしょうね。
そりゃ、ユーザーだって･･･あなたのお店に、『わざわざ出掛けない』でしょうね。

新機種の【出玉感】なんて・・・分かる訳が無い！

新機種リリースが決まり、ホールさんにアナウンスが始まる頃、試打・展示会用のいわゆる【見本機】なるものがある。
その見本機だが、「移動搬送の問題」やら、「設置場所の問題」やら、はたまた先の「ホール案内」やらと様々な事情により、パチンコ機もスロット機も『玉が出ない（循環システム）仕様になっている』事が多くなりましたね。
そして、その見本機の演出を見ながら、『熱いリーチはこんな感じで・・・』と説明をして、資料を見せながら『この大当りの出玉性能が凄いんです！』とかのスペック説明をするんですよね。

そこで･･･一言申す！

今や【試打する】のでは無く、【液晶を見る】だけになっているのだが、気が付けば、時代は「管理遊技機」＆「メダルレス」仕様になっているんですね！（笑）
まぁ、それはそれとして、【大当り賞球が無いパチンコ機】で、『連チャン時の出玉感・スピード感って分かるのか？』。【メダルが払い出されないスロット機】で、『お客様の遊技感は理解出来るのか？』

そんなの・・・『分かる訳ないじゃん！』ねぇ（汗）

スペック聞いて、「売上単価」やら、「ベース値」やら、「出玉時速」やら、「なんたらＴＹ」やら･･･それで遊技機の判断出来るなら、そのままお客様に伝えたら、『この機種は楽しいぞぉ～！･･･ってなるのか？』（･･･なる訳が無い）

【お客様目線】なんて・・・とっくに崩壊している。

コンビニは『店舗に寄ってもらってなんぼ』の世界であって、そこから次に『買って頂いて・・・』となるんだけど、パチンコ店も同様に、まずは『来てもらって・・・』があって、次に『打ってもらって・・・』となるビジネスモデルなんですよね。
だからこそ、【新商品の提供・案内】＝【新台入替】は重要なファクターであり、それを否定することは出来ない。
そうなるとやはり「新機種の評価・選択・台数」は、営業上でも経営上でも「重要な戦術の一つ」になりますね。
しかし残念ながら、今や【新機種の評価】の段階で、『【お客様目線で評価する】事が出来ていない現実がある』って事です。

【試打には出掛けない】～【ホールに持ってきてもらう】！

自分は新機種見る為に「わざわざ出掛けて行ってまで見るのも面倒」なのに、お客様には『新台を打ちに、出掛けて来て欲しいと願う』けど、その感覚のズレたまんまで、この先も大丈夫なのか？

【見本機は、賞球が無くても良い】～【打たないし、見るだけ】！

自分は数値を聞いて理解して「新機種の出玉性能評価」をするけれど、実際の『お客様がリアルの感じる、玉（メダル）が出る出玉感は一切体験していない』まま、新台買って並べるだけで、この先も大丈夫なのか？

パチンコ店に来なくなった現状を「数字でまとめた」資料を見ながら、『今のユーザー動向を知る』とか言ってたりするけど・・・その【客が減ってる】データ眺めているだけじゃ、絶対に『お客様は増えないのにねぇ（涙）』