パチンコ店舗運営、新時代に突入?
あけましておめでとうございます。
龍馬です。本年も宜しくお願い致します。
今日は「パチンコ店舗運営、新時代に突入?」と題して書いていこうと思います。
詳細は省きますが言うまでもなく、私たちの産業は「非常に困難な時代を迎えている」と言われています。
ですが、本当にそうなのでしょうか。
あらゆる産業は10 年前と同じ考え方、経営手法、営業手法で順風満帆な業績を維持することなど出来ません。
当たり前のことです。
業種を問わず、今より更に業績を上げる企業、店舗は実際に存在し、退場を余儀なくされる企業、店舗が存在するものまた事実です。
では、時代の変遷に伴い、所謂「勝ち組」と「負け組」はどのように分けられるのでしょうか。
よりシンプルに言うとしたらそれは「常に何を考えているか」になります。
ポイントは「常に」です。会議の時だけではありません。
世の中には大変心を癒してくれる言葉があります。
「一生懸命やった結果、それが失敗したらそれはしょうがない。」
これは、「お父さんは一生懸命働いているのだから、夕飯はおひたしだけで我慢しなさい」と同義です。
なぜ一生懸命やっても失敗するのでしょうか。それは一生懸命やっていないからです。
なにを?
「自分のスペックを上げる努力」をです。
ひらがなしか書けない小学校1 年生に漢字で感想文は書けません。いくら一生懸命頑張ってもです。
同じように顧客心理を理解していない人に有効なプロモーションは出来ませんし、有効な競合店分析法を理解していない人に来店客数を増やすことは出来ません。
いくら頑張ってもです。
これからは「行動」を一生懸命行うことの前に、まずは「スペックを上げること」に対して
一生懸命になる必要があります。
業績が悪化すればするほど、私たちは仕事の量を増やそうとします。
ですが多くの場合、仕事の量が少ないから業績が悪化しているわけではありません。(当然そのような店もありますが)
目的を達成する上で、必要になる有効な知識が圧倒的に少ないのです。
もちろん、有効な知識があっても行動に結びつけられていなければその知識に何の意味もないのですが、
それでも、「有効な知識がなければ行動は好結果を生まない」ことに異論の余地はありません。
多くのクライアントホールにお邪魔しながら強く思うことは、「社員さんのスペックを上げれば業績向上の余地などまだまだある」ということです。
そして、「スペックの向上」は例外なく誰にでも可能です。
さて、タイトルの「パチンコ店舗運営、新時代に突入?」ですが、
ここまで読んで頂いてお分かりのように、実は「新時代」でもなんでもありません。
野球で言えば、「ワンアウト1 塁」が「ツーアウト1 塁」になったわけです。
前者と後者では1 点を取りに行く戦略は180 度変わります(あ、野球部経験はありません)。
同じように私たちも、常にその時々の状況にあった戦略を生み出すことさえ出来れば、どんな状況でも乗り越えることが出来ます。
そのためには「スペックの向上(成功確率の高い戦略を生み出す知識)」が必要となります。
今の業績で満足できないのであれば、もっと頑張ろう!と決意を新たにする前に、自分自身が変化(スペックの向上、成功確率の高い考え方、行動の質)することを決意すべきです。
2021 年が皆様にとって最高の年になることを願っております。